今朝は7:45に起きて東京流通センターへ。無論、文学フリマのため。 風狂奇談倶楽部の新刊『風狂通信vol.5』はご周知のとおり法月綸太郎先生ロングインタビューをはじめとしたミステリ評論特集でしたが、多くの方々にお分けすることができ末席ながら関わった者としてありがたい限りです。
戦利品は順不同で以下の通り(敬称略):
- エアミステリ研究会『非実在探偵小説研究会〜Airmys〜 15号』
- サブカルチャーと生存『サブカルチャーと生存 第一次生存報告書』
- 上智大学ミステリ研究会『すとらんど』
- 食に淫する『真夜中のお菓子2』
- 薄禍企画『ゆびさき怪談[黒]』
- れうにおん『こ・めでぃうむ ver.20180506』
- ワセダミステリ・クラブ『Phoenix vol.140』
- 新月お茶の会『月猫通り 二一六〇号』
他にも『推理小説批評大全 総解説』等欲しい本はあったのですが、店番などしている内に売り切れていて残念。
その後は打ち上げでカレー屋へ。四人中私を除いた三人は昼休みにカレーを食べなかったため。文学フリマ東京ではターリー屋さんが出店してカレー弁当を販売するのが恒例になっていて私は毎回食べているのに、他の三人が食べていなかったというのは悲しい限りだったが、抵抗むなしく強行された。幸いにしてこちらのお店も味には定評があり、昼はバターチキンだったのに対して今回食べたのはラムキーマで味も違ったので、どちらも楽しめてよかった。
その後カラオケになだれ込む。美川憲一が辛口に採点するカラオケ採点機能があり、点数に達しないと途中で打ち切られてしまい、順調に歌うと美川憲一がフェニックスや乙姫に進化するという訳のわからないもの。一番手から途中で打ち切られてしまったのは笑ってしまったが、二巡目で彼も雪辱を果たせたのでよかった。というか、たぶん語りを含む曲が辛めに採点される感じっぽい。
ところでカラオケの受付の近くにペッパー君がいて、「やあぼくペッパー君」「お話しようよ」などと盛んに虚空に向けて要求するのだが、店員さんと会話しなくてはならないので誰もペッパー君の相手をすることが出来ず、とても胸が締め付けられる思いをした。 そういえば京都の宿に泊まった折りにも、ホテルの玄関ホールにペッパー君がおり、彼は言葉を発する事すらなく「RETIRED」と書かれた札を肩から下げていた。人間とロボットが手を携えて生きてゆく社会は遠い。
そんなこんなで今後の話等をした後、東京から帰るバス中で戦利品を読みつつ、いまこの記事を書いていたという次第。 まだPhoenixを読んでいる途中ですが、シリアルキラー特集ということで中々眼の付け所の面白いレビュー集、興味深く拝読しました。 軽くでも企画経緯とかの説明があると嬉しかったかな、という気はしますが、冒頭の辞書の引用とか格好好くて好き。
さて、あしたからまた研究やシウのカツ等がんばっていきたい。
うたったうた
カラオケにて。エモい歌を唄ってくれと言われ挙げた例が違うと言われたので試しに唄ってもらった結果以下を選択:
- 筋肉少女帯「サンフランシスコ」
- ウルフルズ「暴れだす」
あとは〆にみんなでしんみりする曲を唄ったが、あんまりしんみりしなかった。