今日は午前中は研究室のセミナーに顔を出し午後早稲田のセミナーへ行く予定が、昨日の宿酔いで起きたのが昼頃のため午前に失敗する。 義務ではないとはいえ今のところいちどしか出席していないのは何とも情けない……。

気を取りなおして、うどんを食べて早稲田へ。 道中、FGOミステリイベの考察をしたり、PFDSを読み進める。 セミナーで無限グラフの話を聴いたあと、ご飯を食べて帰筑。 帰りの道中で少女百人を殺す本を読んでいたが、後半に行くにつれて猟奇性が高まっていき人前で読むのが憚られる感じになってくる。 話としては、少女20人が何らかの方法で殺されるという以外は特に内容は関係のない5本の連作短編集。 収録作だと「「少女」殺人事件」が一番グロが少なく、一番バカバカしくてよかったと思う。 とはいえ、ミステリ的な趣向では一番最初の「少女教室」がプロットが凝っていて趣向がよかったと思う。 総じてロジックや趣向が中々面白かった。僕は内臓とかがひねり出て来る描写が苦手なので所々ウッといいながら読んだ。 まあそれも持ち味で、相変わらずナチュラルに倫理観のない登場人物たちの言動に爆笑しながら読了。

Amazonの評判は悪いようだが、グロメインというよりロジックに立脚したグロ、あるいはロジックに要求されたグロというのが作風なので、耽美さや純粋なグロ、スプラッターを求めている人には合致しないだろうなあ、と思う。 ミステリは真相と犯人だけがわかればいい、推理なんてどうでもいい、という人も上に同じ。 ところでしっかり数えられてないけどちゃんと100人死んでるかどうかあやふやな気がする。

明日はFGOの推理をまとめつつ、研究に戻ってゆく予定。